営業する上での第五感の味覚編で
最後の第五感となりましたー!
がそもそも、
味について意識されたことあります?
さすがに無形サービスを扱っている人に
とっては味覚はなかなか商品が
限られてくるんじゃない?
そう感じたか方がほとんどでしょうね。
それでも大事な五感の一つなので
お話ししていきますね
味覚というのは
目隠しをしてさらに鼻を閉じられたら
(鼻尖 )ほとんどの食べ物の味が
わからなくと言われています

って思いましたか?
ただ、すでにテレビで実証されてますが
芸能人格付け番組見たことある人は
分かるかと思います
芸能人が目隠しされて
牛肉を豚肉と勘違いしたり
白ワインなのに赤ワインと判断したりと
視覚から入ってくるものというのは
非常に重要という事が分かるはずです
ペプシとコカの売れる真実
ニューロマーケティングを有名にした実験が
ペプシコーラとコカコーラの実験です
ペプシチャレンジというもので
購入する人の心理学
そして脳科学がどうなっているか
という謎30年近く作り上げる
有名な出来事なのです
1975年にペプシコーラは
一大キャンペーンを行いました
世界中いたるところで
2種類の飲料を飲んでもらう
テストを行い美味しい方法を
記録していくというチャレンジです
もちろんラベルが隠されていて
試飲する人ははどこのブランドか
知らずに飲んで行きます
そして結果は半分以上の人たちが
ペプシコーラを好きという結果が出ました
この結果だけ見たら
いい味のものが売れるんだ
つまりペプシコーラが
21世紀には世界の飲料業界を
トップに躍り出ているはずだ
となりそうですが・・・
実際は、そうはなりませんでした
実験結果
これには2通りの説明が
ありどちらも正しいのです
一つ目は心理学的に説明で
世界的ベストセラーの「Blink」において
著者マルコム・グラッドウェルが
ペプシコーラの開発部重役との
インタビューで明確にしています
それは試飲は一口であり
一口の場合はインパクトが大事なので
甘味の濃さで判断されるペプシコーラの方が
コカコーラより甘く、試飲では好まれるものの
飲み干すのは難しいということ。
一言でいうと
甘ったるいという事!
つまり実験データの収集としては
エラー(ミス)なのです
二つ目は脳科学的観点からの説明で
2003年にアメリカテキサス州のヒューストンで
リードモンタギュー博士が 「F MRI」 というの
脳スキャンの機械を使い
同じ実験に少しひねりを入れて行いました
その実験によると最初に飲む前に
体験する67名に
「ペプシコーラ」「コカコーラ」「好みはない」
の3択を出したところ大半が
「ペプシコーラ」が好みと答えました
このとき脳には何の変化も見られませんでした
次に両方の飲料を一口ずつ飲んでもらうと
実際にペプシコーラを飲んだ時の方が
脳の被殻(ひかく)という中央にある部位で
美味しいという反応を示したのである
最後にモンタギュー博士は試飲する前に
どちらを飲むかを伝えて飲ませました
そしたら75%の体験者がコカコーラの方が
おいしいと言いました
その上で脳は別の反応示しました
脳の内側前頭前皮質という
難しい決断をするときに
反応する部位が発生しました
つまり理論的な脳である前頭葉は
「ペプシ」と言い、
感情的な被殻(ひかく)は
「コカコーラ」という戦いが発生!
結果的には感情が勝ったのです
飲むものをあらかじめ言われたことにより
味の捉え方も好みも理屈を
押しのけて勝ってしまったということです
これはコカコーラの長きに渡る
ブランディングとマーケティングの勝利と言えます
実際人は何か食べている時
安心して購入しやすいという現象があるため
食事の場で商談をするのはお勧めしますが
情報として味覚という感覚は
他の感覚に上書きされ易く
曖昧であるということを覚えておいてください
昔から言われている
五感の一つではありますが
あまり頼らない方が良さそうです汗
余談ですが、
ちなみに何を食べさせればいいのかというと
全員が全員そうではないが
男性にはタンパク質(ステーキ)
女性には糖分(チョコレート)
がいいという結果が出ています
これらは性質上喜ばれますが
これは味の好みではなく
それらを分泌させるされる
脳化学物質が好まれているだけ
というだけのようです
このように、味という事だけを
売るのは相当難しいことがわかります
ですが、実験の結果、
感情は売れるということに
注目するべきでしょう
商品説明だけされても
人は購入しないんです
(理屈では)
モノを買うという事が
おわかりいただけたのでは
ないでしょうか?
また、売れる仕組みがわかりましたね
本日も最後まで
読んで頂き、
本当にありがとうございます。
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