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営業する時、ワンランク上の褒め方は、壁ドン状態になる

営業する上で、大事な要素としては
褒めることです。

 

そんなことはわかっているよ~
と思った方はほとんどですよね。

ワンランク上の褒め方をすること

お客様のニーズ(悩みや課題)を探る事が
できて、最終的には本音を語りだします。

 

褒められると人は謙遜(けんそん)します。


謙遜:へりくだること=
相手に敬意を示すために、
自分を低いところにおいた表現をすること
控え目なつつましい態度でふるまうこと

そして、
褒められると、人は嬉しくなります。

 

たとえば、
■髪型変えたんだね、なんか
雰囲気でて、いい感じ

 

■あれ?ネイルの色、
夏っぽくて涼しい感じがあるから
エアコン要らなくなるねぇ~

■えっ?課題のもうレポート終わったの?
ホント、脳思考回路、一度みてみたいよ!

 

と、ダイレクトに褒めるのではなく
その人がどんな感じで変化させたのかを
汲み取りながら褒めると、
喜びもグッと!倍増します。

 

そして、
たちまち承認欲求が
満たされるからです。


承認欲求:他人から認められたい、
自分を価値ある存在として認めたいこと

例えば

■自分の営業成績を上司に褒めれたい
■SNSでいいねをいっぱいもらいたい
■陰ながら支えた部下たちが、こっそり裏で
■褒めてる話をしてもらいたいなど

このような欲求がでてくるのです。

 

ただし

目上の人を褒める時は、注意が肝心

 

褒めるという行為は、
他人を評価することなので
上から目線にもなりかねないためです。

 

調子に向かって部長に
■パワポ(プレゼンテーションできる資料こと)
を使えるようになったのですか!
たいしたものですね!やればできるじゃないですか!

 

などといえば

「マジでこいつ、俺の事なめてるな」と
思われますし

 

お客さんに向かって、
■さすがにご自身の業界についての知識は
正確でお詳しいですね、驚きました・・・。

 

などといえば
「馬鹿にしやがってこいつ」と思います。

上から目線にならない褒め方を
学んでおかなければ、
営業する上では、火傷(やけど)では済まされず
大火傷がずっと続く事になるでしょう。

 

常に、炎上するし、自分は褒めているのに
なぜ?怒ったのかわからないままだからです。

 

人は褒められると
「いやいやそんなことはありませんよ」
と否定します。

 

なぜ、否定するのでしょうか?

 

否定して、謙遜(けんそん)をしないと
傲慢(ごうまん)に思われたら困るからです。


傲慢:高ぶって人をあなどり、

見くだす態度であること

例えば、クラス全体で、

テストの平均点が60点ぐらいなのに
自分は、平均点95点で、

「へぇ~、そんな点数なんだ、
かなり簡単だったテストだったのにね~」

という感じです


さらに、
否定の言葉に続いて本音が漏れることが
多々あります。

 

隠れたニーズ(悩み・課題)

 

悩みや課題を
案外簡単にしゃべったりするのです。

 

例えば、

売却依頼を数社して、訪問した場合

やまーだ
お客様の部屋って、相当まとまってきれいにしてますね~
あなた
あら、いやだ、そんなことないわよ、あなたが来るから
きれいにしただけ、ふだんはもっと汚いわよ~
やまーだ
仕事柄、かなりお客様の家を見てますけど、
億万長者の家が、モノが何もない状態がテレビで放映されますけど
まさにそんな家ですよね。
あなた
あははは、うまいこと言うわね~、おだてたって、まだあなたのところで
依頼するかは決めないわよ!
あなた
ただ、常に子供関係のママさんや
仕事柄、家に人が来るから、きれいにしていて、なるべくモノは
買わないようにしてるのよ
やまーだ
なるほど、誰かに常に見られることにより、片付けが習慣と
モノを買わないなんて、お金持ちの習慣に秘訣があったんですね
あなた
モノなんで、すぐに飽きるし、必要のないものは買わないのよ
やまーだ
えーもうこれだったら十分、そのままで売れますし
もっと高く売るなら、引っ越ししてからの方がいいかもしれませんね
あなた
え?そうなの?今のままでも、十分高く売れますよとか言うのに、
なぜか、教えて欲しいわね

こんなちょっとしたアプローチでも
たちまちどうしたらもっと高く売れるのか
と聞きたい悩みがわかるわけです。

 

人は誰でも、必ず
悩みを持っています

 

悩み解消のために気遣いしています

 

そうした気遣いを
「素敵ですね」と褒められると
「いやいやそんなことはない、実はね…」
となります

 

前置きのセリフが本音を深堀りする

 

人は誰でもほめられ、
おだてられると良い気分になります。

 

お世辞は、
気持ちが入ってない褒め方ですが
それでも、

 

「お世辞でも嬉しい!」と
言ったりします、人は。

 

だから、
言わないよりお世辞は言った方が
絶対にいいのです。

 

その時、切り返しで、真顔
「いやお世辞ではなく、本当にそう思ったんです!」

と言えば、「えっ?本当なんだ」と
勝手に判断してくれるのです。

 

時には、真顔というのは、
相手にいい意味で刺さるので
使うことをオススメします。

 

だからこそ、
さりげなく人を褒める習慣を
ぜひ身につけておきたいものです!

 

褒めることを習慣することで

 

■会社の上司からは
常に気持ちいい状態で仕事ができ
おまえがいるとなんかいつも
嬉しい気分になるぞ!と言われたり

 

■彼女からは、
いつも何かしら褒めてくれるから
「めっちゃ好き!」と言われ
離れられない状況になるし

 

■人を褒める癖が常にあるから
自分がミスしても、全く気にならない
常にポジティブな状態なので
気分が落ちることはなくなるのです。

 

まず視覚的にも分かりやすいのが
褒められたら、人は嬉しくて、
顔の表情が必ず崩れて笑顔になります!

 

そして、
褒める部分が、相手のツボ
(ほめられたいと思っている部分)に命中すると、
鉄砲で胸を打ち込まれたようになり
やかんが沸騰するぐらい
顔が真っ赤になったりします。

女性では意外に多いのが
居ても立っても居られなくて
髪の毛を異常に触りだします。

 

慌てて否定して謙遜(けんそん)の
ふりをするのですが
つい嬉しくて油断するため、
余計な本音を漏らしてしまう事があります。

 

例えば、

 

■実は、B社に売却を決めようかなと思っていて
あなたの話を惰性(いい加減に)聞こうと
思っていたのよ。

 

でも、一番説得力があるし、
一番私の事を真剣に考えてくれるから
ちょっとびっくりしちゃって・・・。

 

と、褒めることで、嬉しい気持ち、
そして感情が動いてしまっているので
優先順位は関係なく、ポロポロと
しゃべりだすのです。

 

そこから、

 

本音が聞けたらさりげなく
そこを掘り下げることです!

 

そんな時、お客様を油断させる

「前置きセリフ」を使うと便利

 

やまーだ
そうしますと仮の話、
引っ越ししてから売却のほうが良さそうですか?
あなた
例えばの話、より高く売れた場合は、
次のお買換えするお住いの家具などを
いいものしようとしてますか?
やまーだ
もしかして、まだ他社さんで、
提案する内容とか聞こうと思ってますか?

「仮の話し」「例えば」「もしかして」と言うと
何か別の話題のような話をされたと脳が判断し
さらに、弊社で依頼したら、その先の理想の未来が
待ってますよ~と質問を通して言っているのです。

 

その人のイメージが書き換えられ、感情が動けば
同じ提案だとしても、依頼される可能性が
格段に上がるのです。

 

褒めて本音を聞き出し、
「仮の話」、「例えばの話」、
で本音を深く掘り下げていく

 

褒め上手な人は他人から褒められても
いちいち謙遜(けんそん)して、
褒められた事を否定しません。

 

褒められて嬉しさの余韻(よいん)に浸ると
油断してしまうからです。


例えば、嬉しさの余韻に浸るとは
誰よりも学び続けて
寝る時間も削り、寝る直前まで暗記し
朝も誰よりも早く起き、即暗記をし続け
それを10年も続けていたら
誰も追いつけないですよね、凄すぎます。

褒められたら
「それはどうもありがとうございます」

 

としっかり受け止めて、
ほめられたお礼を言います

そして、すかさず、褒めるのですが

 

■例えば、その人が
髪型をショートカットしたとしたら

 

〇〇さんこそ、
これから夏だし、髪の毛洗うのも
時間短縮できて、楽になりますね、

 

あれ?それと、
もともと顔が小さいのに
より小さくなりましたね!

 

とほめ返しを行います。

 

など、相手がどういう風に言ったら
喜ぶのか考えながら伝えると
思考だけの褒めるではなく
感情を揺さぶる褒め方をするのです。

 

突然、褒め返された相手は、
いきなり、好きな人から
壁ドンされたぐらい、「ドキっ」とし
たちまちビクンビクンするのです。

つまり会話の主導権を取り戻し、
相手の本音に迫れるのです。

 

■例えば、髪の毛をショートにしたのは
「大好きな彼と別れてしまって、
ありきたりなんだけど、やっぱり
スッキリするもんですね・・・、
気づいて、もらえると嬉しいです」

 

本音が聞けるというのは、
信頼関係が構築できたとう証(あかし)です。

 

常に日頃から、まずは些細なことから
褒めてみて、徐々に慣れてきたら
どうしたら喜ぶかな~っと!

 

自分だったら、こう言われたら
ニヤニヤするなぁ~と考えながら
過ごしてみて下さい。

 

本日も、最後まで読んで頂き
ほんとうにありがとうございました。

 

コメントもお待ちしております。

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