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営業の半端ない緊張感をほぐす3つの劇薬

営業商談する前に、手に汗を握る
会う5分前に緊張して急に心臓がドキドキする
なんだか、営業自体に足取りが重くなる

あなたはこんな悩みを抱えた事ありませんか?

 

僕も駆け出し頃は、ドキドキしたし、
今だに、営業する時は、緊張感がある状態です。

 

今回は、どんな時でも緊張感をほぐす
劇薬のお話をします!

 

この劇薬を飲まないと(聞かないと)

 

毎回の商談する際に、めっちゃ緊張し
始まってからも商談自体がダメになるし、

 

その事しか考えられず、
焦って、資料を何度も見返すようになるし

会社の上司に報告するときも
なんだかいつも自信なさげに
対応し、そのビクビクしている姿に
上司はイライラし怒られたりします。

 

では、なぜ?過度な緊張をほぐした方がいいのか?

 

緊張感は全くないのは、実は論外なのですが
過度な緊張は、パフォーマンス自体が
落ちるからです。

 

※緊張感がなさすぎると
相手に軽くみられるためです(チャラい)

 

通常よりも心拍数も上がり
心臓も早くなるので、
落ち着きもなくなります。

 

その場所を行ったり来たりするので
余裕がない状態を自分で演出するからです。

 

さらに、覚えたマニュアルも徐々に脳みそから消え去り、
どんどん真っ白になるようになります。

 

そんな状態では、普通の会話すらできなくなるので
セールスとしても成り立たないからです。

 

そんな状態から抜け出したいのに
毎回同じような事になり、ひたすら営業は
向いてないのかな?悶々する日々が続くからです。

 

では、過度な緊張感が無くなると
どんな良い事があるか?

商談に入っても友達感覚で雑談に入り
スムーズに話ができるようになり
会話も弾み、感覚としては友達と
話しているイメージとなったり、

 

始まる前から「どーん」と構えるようになり
なんか凛(りん)としている状態になったり、

※凛とした:態度や様子が引き締まっている様子や
しっかりしている様子

 

商談自体が上手くいけば、
上司に報告する際も、
自信をもって対応ができ、
ハキハキと話せるようになります。

 

プライベートでも、その自信が現れ
彼氏、彼女にも頼られる存在になり
「なんか、最近雰囲気いいね」
「笑う事も増えたね!」と言われるようになります。

 

では過度な緊張感をどうしたら無くせるのか?

 

まず、
緊張する、というのは
自律神経(じりつしんけい)の
交感神経(こうかんしんけい)が
刺激されることによって、
持たされる心身の変化です。


♦自律神経:(じりつしんけい)
内臓の働きや代謝、
体温などの機能を
コントロールするために、
意思とは関係なく
24時間稼働している神経

♦交感神経:(こうかんしんけい)
自律神経の中で興奮の刺激を
全身のさまざまな器官に伝える神経


筋肉の硬直(こうちょく)、短い呼吸、喉の渇き
心拍数の増加血流の促進発汗作用などが起こり
冷静さが失われる状況です。

 

緊張してドキドキするというのが
まさにこれに該当します。

 

心身が異常に興奮し
平常心が奪われる状況にあるわけです。

 

ちなみに、わたくしやまーだは、
緊張感がマックスになると、
喉が渇き、カラカラになる状況になります。

2019年に第10回全国講師オーディション、
決勝戦!500人の前で登壇した際に、
10分間で、100年後にも残したい話
テーマを話すのですが、残りの5分過ぎあたりで
口の中の唾液が完全に無くなりました。

 

想像できますかね?
唾液ない=歯と唇がくっつく状態です。

 

全く喋れなくなり、
心理としては、
しゃべりたいのに
しゃべれない(笑)

 

だから、唾液がでない状態に
意識が、話せないということばかりに
フォーカスしてしまい
話の内容がドンドン飛んでしまう!

 

そんな状態を経験しました。

 

これは動物が敵と遭遇したときに起こる
本能行動と同じ反応です。

敵を見つけたら体は瞬時に
硬直して固まります。

 

敵に見つかっていなければ、
じっと息を潜めて身を屈め(かがめ)
敵が襲ってきたらとっさに逃げるか!
戦うか!を判断するのです。

 

本能的に、
命に関わる事がゆえに
異常な興奮が心身を襲い、
不快な症状に見舞われるわけです。

 

では、私がそんな失敗を
経験を元に
どんなことをしたら
緊張感をほぐすことができたのか
教えますね!!!

 

一瞬にして緊張感を吹き飛ばす3つの劇薬

①呼吸

緊張すると呼吸が浅くなります。

 

「はっはっはっ!」という感じですね。

 

そうすると、一気に血流が悪くなり
身体が硬直するということです。

 

良く言われる深呼吸なのですが
複式呼吸をしてください。

 

鼻から息を吸い、口から吐く!

 

息を吸う時にお腹を膨らませる
イメージです。

できれば、横っ腹、背中も膨らませる
イメージをもつと
身体全体に空気がいきわたります。

 

ここでポイントなのが
吐くときですが、、、、

 

「息を吐き切る」ということです。

 

ほとんどの人が、吸う時は
お腹いっぱいにするのに
息を吐き切らない人が多いのです。

 

この訓練をすると、息を吐き切る
ということは、そこまで話しが続けられる!

 

そして、呼吸している時!
お気づきですか!!!

 

呼吸に意識している時は
脳みそは、緊張を考える事ができないのです!

さらに、緊張を意識しない為の方法として
左手に赤いボタンが
あるイメージをもち、
息を吐き切ったら
そのボタンを押すと青色に変わる。

その動作をするときをイメージしてる時は
同じく脳みそは、緊張している状態すら
考えることができません。

 

呼吸と赤(青)ボタンに意識がむいているからです。

 

②自分の緊張してる状況をあえて告げる

 

緊張を一瞬で鎮めるためには
その場での自分を解放してやることです。

 

「実は今とても緊張しています。
途中で言葉に詰まった時も、
どうか許してくださ~い」

 

こんなことを大きく息を吸い、
大きめの声で最初に
ゆっくりこう宣言するだけで
いいわけです。

 

これでいっぺんに緊張感は解消されていきます。

 

緊張している自分の弱みを見せたくない
隠したくないといった感情が
余計に緊張させてきたので
緊張状態をカミングアウトすると
心も軽くなるのです。

もう隠さないで良いと思えば
気が楽になり開き直ります。

 

カッコつけようなどの気持ちを捨てれば
たちまちリラックスできるからです。

 

自分の置かれた心境を正直に伝えると
謙遜してるようにさえ見えるのです。

 

気の毒な人には、同情してあげたい気持ちを
相手に促します。(援助行動ともいいます)

 

緊張を強いられるお客さんが前に出た時には
この方法で一刻も早くの自分の緊張を
解きほぐすことです。

 

そうでないと過度な緊張状態の下では
到底お客様への冷静な質問や観察が
できなくなるからです。

 

謙虚に、自分をさらけ出した方が
いい結果につながる事は経験済みです。

 

③イメージの書き換え

 

①呼吸や②カミングアウトは
即効性があるのですが
わたしが一番伝えたいのが
これです。

 

ブログでは、何度もお伝えしてますが
人はすべてイメージと感情に
基づいて行動してます。

 

原理原則はこれです!

 

この内容を知りたい人は
こちらの⇒ブログを

緊張する=そのイメージをしており
そして不安な感情が働き、
思考で、失敗したくない!

 

となるのです。

 

失敗したくないという思考が
働くということが分かったらなら
その失敗しているイメージを
しているんです。

 

商談中に、上手く話せてない、
何か言われて、その質問に答えられない
など、何かしらのイメージは
しています。

 

これは、無意識ですから
本当に、超超意識しないと
気づけませんので。

 

では、イメージを書き換えるには
どうしたらいいか!

 

商談する内容を事細かく
紙に書き出して、その通りに
イメージをすることです。

例)不動産案内をお客様にする場合

 

まずお客様を
迎えるところから始めて
家からでてきたら、

「おはようございます!」

と元気に笑顔で挨拶する。

 

後ろの後部座席のドアを開けて
お客様が乗り込んだら
洋服がドアに挟まってないかどうか
確認をしながら、程よい力加減で
ドアを閉める。
(バタン!という大きい音は鳴らさない)

 

その後、車のスピードは、飛ばさず
さらに、急ブレーキはしないように
自然と止まるような意識で
ゆっくりと徐々に踏む。

 

と、そんなに細かくするの?
というぐらいやるんです。

 

これを読んでいる人も
いままさに、
イメージできたと思います。

 

それぐらいリアリティに
イメージをするわけです。

商談が1週間後なら、
毎日、
朝起きて、すぐに商談しているイメージし、
歯を磨きながら、イメージし、
そして、トイレにいくときもイメージ、
洋服を着ている時もイメージ。

 

しつこいと思われるかもしれませんが
意識レベルではなく、無意識レベルに
落とし込む作業をするのです。

 

そうすることで、
脳が勝手に上手くいくことが
当たり前と判断するのです。

 

もし、3日ぐらい経過した際に
ネガティブなイメージが湧いたらなら
それは、イメージが書き換えらえてない!

 

そう判断して下さい。

 

勉強で言ったら、
漢字を覚えたのに、忘れてしまった!

 

という感覚で、
イメージを書き換える作業をして下さい。

 

1回、2回という回数ではなく
20回イメージすることで、
理想だと思ったことが
現実だと脳が勝手に判断します。

 

そう判断すると、
過度な緊張感すらなくなり
落ち着いた商談で、
契約がバンバン取れるようになります。

 

簡単に即実践できることなので
ぜひやってみてくださいね。

 

本日もお読みいただき
ありがとうございました。

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